この記事を読んでわかること
- 巻き爪がどうして起きるのか(原因)
- 自宅でできるセルフケアの方法
- 病院・専門家に相談すべきタイミング
はじめに
「足の親指が痛い…もしかして巻き爪?」
そう感じている方は、意外と多いものです。巻き爪(陥入爪)は、日本人に多い足のトラブルのひとつで、放置すると炎症や感染を引き起こすこともあります。
でも、正しい知識とケアがあれば、多くの場合は悪化を防ぐことができます。今回は看護師として現場で学んだ知識をもとに、巻き爪について基本から解説します。
そもそも巻き爪とは?
巻き爪とは、爪の両端が内側に向かって丸まり、皮膚に食い込んだ状態のことです。
医学的には「陥入爪(かんにゅうそう)」とも呼ばれ、親指(母趾)に多く見られます。
軽度の場合は違和感程度ですが、悪化すると
- 爪の横が赤く腫れる
- 歩くと痛い
- 化膿して膿が出る
といった症状が現れることがあります。
巻き爪の主な原因
1. 爪の切りすぎ(深爪)
爪を短く切りすぎると、皮膚が爪の端に乗り上げ、爪が皮膚に食い込みやすくなります。
2. 合わない靴・ハイヒール
つま先が狭い靴や、ハイヒールで前重心になる歩き方は、爪に過度な圧力をかけます。
3. 足の指をあまり使わない歩き方
地面をしっかり蹴らない歩き方(かかち歩き)は、爪への負荷のバランスを崩します。
4. 遺伝・爪の形
もともと丸みの強い爪の形は、巻き爪になりやすい傾向があります。
5. 運動習慣・スポーツ
ランニングやサッカーなど、足に繰り返し衝撃が加わるスポーツも原因のひとつです。
自宅でできるセルフケア
爪の正しい切り方
- スクエアカット(四角く切る)が基本
- 爪の白い部分が少し残る長さに
- 角を少しだけ丸める(完全に丸めない)
- 入浴後など爪が柔らかい時に切る
コットンパッキング
爪と皮膚の間に小さなコットンをはさみ、爪が皮膚に食い込まないようにする方法です。
手順:
1. 清潔な綿球を細く丸める
2. 爪と皮膚の間にそっと差し込む
3. 毎日交換する
※炎症・化膿がある場合は行わないこと。
テーピング
爪周辺の皮膚を引っ張るようにテープを貼り、爪への圧力を分散させる方法です。
こんなときは医療機関へ
以下の場合は、自己判断せず皮膚科・外科・フットケア専門クリニックへ相談しましょう。
- 強い痛みや腫れがある
- 膿が出ている
- 自分でケアしても改善しない
- 糖尿病や血行不良がある
まとめ
巻き爪は「痛くなってから対処する」ではなく、日常の爪切りと靴選びで予防できるトラブルです。
少しだけ意識を変えることで、足元の快適さは大きく変わります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状が続く場合は医療機関を受診してください。
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